2013/7/30
第31回九州実験動物研究会の大会長を仰せつかりました熊本大学の浦野です。今回は第33回日本実験動物技術者協会九州支部研究発表会と共同で、また例年は春に実施している第7回実験動物ジョイントセミナー・イン九州を下記の日程で共同開催いたします。ご多忙とは存じますが、万障繰り合わせの上、多数の会員の皆様のご参加をお待ちしております。
今回の会場は、既に第一報でお知らせしましたように、熊本市から車で30〜40分くらい北上した山鹿市にある八千代座としました。 会場である八千代座は、明治43年に建築された江戸時代の伝統的な芝居小屋の様式を今に伝えるもので、平成13年に大修復・復原が完了した国重要文化財です。毎年、板東玉三郎さんが歌舞伎公演をすることでも有名です。歌舞伎を公演する芝居小屋ですので、 例えば畳敷きの桟敷席での座席となるなど、これまでの形式とは全く異なる九州実験動物研究会となります。例年のように学術交流を盛んに行って戴くことにプラスアルファーして、八千代座の伝統的な雰囲気を存分に味わって大会に参加して戴ければと思います。また、八千代座のある山鹿市は、アルカリの上質な温泉としても有名です。昨年は別府にあるビーコンで「洋式」の大変に大きな会場にて我が国の実験動物界の最先端の全国大会を催しましたが、今回は「和式」による会場で九州の実験動物界の最先端の学術集会をめざしたいと思います。
第31回 九州実験動物研究会総会
大 会 長:浦野 徹(熊本大学生命資源研究・支援センター 病態遺伝分野)
第33回 日本実験動物技術者協会九州支部研究発表会
支 部 長:野口和浩(熊本大学大学院生命科学研究部生体微細構築学分野)
大会事務局長:井上聖也(アーク・リソース株式会社)
inoue<アットマーク>ark-resource.co.jp TEL 096-329-0880 FAX 096-329-0882
【開 催 日】 平成25年11月16日(土)・17日(日)
【開催場所】 八千代座(熊本県山鹿市山鹿1499)
アクセスマップ http://www.yachiyoza.com/
(駐車場が少ないので宿泊されている旅館から山鹿の町並みを楽しみながら歩い て会場までお出で下さい。なお、山鹿までは「山鹿までのアクセス」欄に詳細に記載しています)
【参加費、共同懇親会費、昼食弁当費の費用など】
1)参加費
九州実験動物研究会会員 1,000円/日
日本実験動物技術者協会九州支部会員 1,000円/日
上記のいずれの会員でもない場合 (非会員) 2,000円/日
2)共同懇親会費
日 時:11月16日(土) 19:00〜
場 所:清流荘(八千代座から歩いて10〜15分)
〒861-0501 熊本県山鹿市山鹿1768
TEL 0968-43-5153
http://www.rokumon.com/index.htm
食 事:和室にて御膳料理(飲み放題)
催し物:山鹿灯籠踊り…女性が和紙で作った灯籠をかぶって踊る伝統的で優雅な盆踊り
http://www.youtube.com/watch?v=YMRQVQ2E96s
会 費:7,000円
3)昼食弁当費
昼食弁当費(飲み物込):600円/日
1)申込み方法
参加希望者は、申込書を下記からダウンロードして必要事項を記入の上、大会事務局にメールあるいはファックスで、11月3日(日)までに送付して下さい。
申込書:ワードファイル(Doc形式:67Kb)、PDFファイル(pdf形式:74Kb)
大会事務局: inoue<アットマーク>ark-resource.co.jp FAX 096-329-0882
2)事前払込み方法
参加希望者は、事前に上段の「1」に示した申込書を大会事務局に送付の上、以下の口座にお振り込み下さい。振り込みの締め切りは11月3日(日)までです。
振込先:ゆうちょ銀行 口座名称:九州実験動物共同大会
口座記号番号:01790-8-139223
この口座を他行等からの振込の受取口座として利用される場合は、下記内容をご指定ください。
店名(店番):一七九店(179) 預金種目:当座 口座記号番号:0139223
3)当日支払いは受け付けません!(必ず事前振り込みが必須!)
諸事情により当日の支払いは受け付けることが出来ません。必ず、事前振込をして下さい。
11月17日(日)12:15〜12:45に、ランチョンセミナー(株式会社レナテック)を開催します。参加申し込みは、当日(11月17日)、会場の受付にて行ってください。先着100名になり次第、終了させていただきます。予めご了承ください。なお、11月16日(土)はランチョンセミナーを行いませんので、上段の「昼食弁当費の申込みの方法及び事前払込みの方法」に従い、手続きしてください。
(1)第31回九州実験動物研究会及び第33回日本実験動物技術者協会九州支部研究発表会(11月16・17日)
○特別講演T(企画:共同)
演題:「腸内フローラから実験動物を考える」
演者:伊藤喜久治(日本エスエルシー株式会社、東富士農産株式会社)
○特別講演U(企画:共同)
演題:ロボット技術の動向と医療分野への展開
演者:山本節雄(ワイズ・テクノコンサルティング事務所(元東芝、機械・
システム研究所))
○特別講演V(企画:九州実験動物研究会 若手委員会)
演題:動物におけるゲノム編集技術の最前線
演者:佐久間哲史(広島大学大学院理学研究科分子遺伝学研究室)
○微生物学的品質検査の最新情報(企画:共同)
演題:わが国のマウス・ラットにおける微生物汚染の現状と新しい検査法
演者:林元展人(公益財団法人実験動物中央研究所 ICLASモニタリングセンター)
○施設管理の最新情報(企画:技術者協会九州支部)
演題:動物飼育環境へのLED照明導入の試み
演者:山本英明(日本チャールス・リバー株式会社)
○賛助会員トピックス(企画:九州実験動物研究会)
演題:特殊な動線管理にも対応可能なオーダーメイド入退管理システムのご紹介
演者:中野元次(中央電子株式会社九州営業所長)
○ランチョンセミナー:株式会社レナテック(企画:技術者協会九州支部)
演題:実験動物の光触媒脱臭の紹介とそのメリット
演者:岸 成好(株式会社レナテック)
(2)第7回実験動物ジョイントセミナー・イン九州(11月16日)
(企画:九州実験動物研究会、日本実験動物技術者協会九州支部、日本実験動物協同組合九州支部)
テーマ:「動物愛護管理法のこれまでとこれから ‐いつ考えるか・今でしょ!‐」
趣 旨:2013 年の動物愛護管理法の改正にあたり、実験動物に関連した第 41 条は従前通り維持されることとなりました。しかしここに至るまでの道程は平坦ではなく、 また幾つかの問題も提起されました。
そのことは改正に際して衆参両院の環境委員会で可決された付帯決議の7条に明確に示されており、次回の法律改正に向けて我々はこれら検討課題にいかに答えていくべきなのかを、今の時点から考えなければならない状況にあります。
そこで九州実験動物研究会、日本実験動物技術者協会九州支部会、日本実験動物協同組合九州支部会は合同で 機関管理を中心とした日本の動物実験管理体制の今後を考える機会として本セミナーを企画致しました。実験動物と動物実験に関連する法律改正の経緯と提起された問題を正確に把握するとともに、我々とは立場の異なる中立的視点からの指摘と助言を受け、更には同じ様な状況にある国外の実情を理解することで、これから向かう道を一人一人がそれぞれの立場で考える機会としてご活用下さい。なお、韓国の朴先生は日本語がご堪能で、ご講演も日本語でお願いしております。
座 長:宮崎大学 越本知大
1)動物愛護管理法と基本指針について
文部科学省ライフサイエンス課 古田裕志
2)動物実験をめぐる制度と課題の政策的位置
成城大学法学部 打越綾子
3)韓国における実験動物関係の法律等の規制および第三者評価制度について
Seoul National University Jae-Hak Park
4)総括
宮崎大学 越本知大
※一般講演を含めた詳細なプログラムについては、下記よりご覧ください。
【宿泊関係】
山鹿市は温泉街なのでビジネスホテルが少なく、家族向きの和式旅館がほとんどです。和式旅館にてアルカリの上質な温泉を存分に味わって下さい。1人のみでも宿泊可能ですが割高になりますので、仲の良い方々でお誘い合わせの上宿泊されることをお勧めします。当日、混み合うことも予想されますので、HP等を参考にして、各自で早めに予約して下さい。
【山鹿までのアクセス】
会場である八千代座がある山鹿は、熊本市から車で30〜40分くらい北上したところにありますが、路線バス等の公共の乗り物で行くには多少不便です。可能でしたら、自家用車あるいはレンタカーをお勧めします。なお、清流荘に宿泊される方で新幹線新玉名駅から山鹿までタクシーを考えておられる方は、清流荘と提携している会社があるので割引運賃になります。(通常5,000〜6,000円が4,000円)清流荘へ直接お申込み下さい。
以下に、公共の乗り物を案内します。
1)熊本空港から山鹿までの路線バス
熊本空港前から熊本市内行きのリムジンバスに乗車し、交通センターで下車。次いで下記の山鹿バスセンターまでの路線バスに乗り換え
熊本空港から交通センターまでの料金と所要時間
2)JR熊本駅から山鹿までの路線バス
JR熊本駅前行き(経由)のバスに乗車し、交通センターで下車。次いで下記の山鹿バスセンターまでの路線バスに乗り換え
JR熊本駅から交通センターまでの料金と所要時間
3)熊本市内・交通センターから山鹿バスセンターまでの路線バス
交通センターの2番乗り場から山鹿行きのバスに乗車し山鹿バスセンターで下車
九州産交の路線バス 時刻・運賃検索システムにアクセス
http://www.kyusanko.co.jp/sankobus/rosen/bt62t201.php?Ent=1
↓
「次へ」をクリック
↓
交通センター発なら50音検索かキーワード検索で交通センターと入力し、検索
↓
植木方面 2番乗り場 行先 山鹿をクリック
↓
[平日]か[土曜]か[日祝]をクリック
↓
時刻をクリックすると終点までの経路と運賃を表示します。
終点:山鹿バスセンターで降車下さい。
【発表での注意事項】
* 発表はパソコン(Windowsのみ受付:Power Point 97-2003にて保存して発表当日に受付に提出のこと)+ 液晶プロジェクターで行います。時間は発表8分、討論4分を予定していますが、演題数によって変更する場合があります。
* 総会前に発行予定の“九州実験動物雑誌 No.29”に、プログラムと講演要旨を掲載します。
【その他】
* 賛助会員の参加費は、九州実験動物研究会あるいは日本実験動物技術者協会九州支部について1企業あたり1名のみ2日間の参加費が無料となります。両方の組織の賛助会員になっている場合も同様です。