九州実験動物研究会 紹介

会長  越本 知大(宮崎大学)

 

  九州実験動物研究会は、我が国の医学系大学に近代的な動物実験施設が設立され始めた1984年に、半田純雄先生(九州大)、野田安孝先生(久留米大)、佐藤浩先生(長崎大)、土屋公幸先生(宮崎医大)、浦野徹先生(熊本大)、山内忠平先生(鹿児島大)、江藤禎一先生(宮崎大)を発足人として九州地区の実験動物関係者の情報交換や交流を地域レベルで深化させることを目的に設立されました。その後、日本実験動物技術者協会九州支部と連動し、さらに近年では日本実験動物協同組合の九州地区組合員とも連携を深めることで、動物を用いた試験研究の推進と支援のみならず、実験動物の飼養保管においても現場レベルからの適正化に幅広い貢献ができるよう、40年間にわたって活動を続けて参りました。

 

 この度、小野悦郎前会長を始めとして、長きに渡って本研究学会を牽引し、または下支えされてきた諸先輩方を引き継ぎ、会長の重責を拝命した以上は、コンプライアンスにも十分配慮しつつ、社会の要請に答えられる適正な研究環境の整備と科学技術の発展に九州から貢献できるよう努力する所存です。

 

 そのためには会員の方々のご理解とご支援はもとより、関連諸氏、諸団体との協調が必須であると考えています。何とぞ暖かいご指導を賜れますようお願い申し上げます。

(2023年5月31日)

 

 

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